インドネシア バス編
- 雄飛 星野
- 2024年8月30日
- 読了時間: 1分
一昨日まで夏休みで海外に行っていました。
こちらでは4回に分けて旅路を紹介していきます。
まずはインドネシアの旅の移動手段であったバス編です。
「プップッブー」クラクションを連続で鳴らしながらトラックやスクーターの隙間を50人は載せているバスが追い越していく。乗ってる自分がヒヤヒヤするほどだ。
かと思えば、幹線道路でも1車線が多くお祭りに巻き込まれてピクリともしなくなったりする。
日本と違い、乗客はみなこの独特なバスの緩急自在な揺れに身を任せ、スマホや本の世界にいる人はいない。
ふとバスが停まったかと思うとギターや太鼓を片手に狭い車内でライブが始まる。2度と目にすることがないかもしれない町が車窓に流れていくのを片目に歌を聴く。乗客から手拍子も歓声もないが、生の音として車内に溢れる。前の乗客のタバコの煙が肺の中に入ってきた。
「旅だな」尊い感覚だ。






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