top of page
検索

インドネシア 火山編

  • 執筆者の写真: 雄飛 星野
    雄飛 星野
  • 2024年8月31日
  • 読了時間: 1分

2つ目、火山編です。

訪れたのはブロモ山という火山で近年も活動が活発だそうです。


標高0に近い海辺の街プロポリンゴからクルマで一気に標高2000m超えの高地に向かう。

山岳地域によくあるカラフルな三角旗が幾重にも歩道にかけられている街並みの中に斜面を利用した小さなレタス畑が妙に親近感を感じさせた。

この街はカルデラの外輪山の外側にある。一歩中に入ってみるとモクモクと煙を上げるクレーターが姿を現す。足元は火山灰で歩きにくい。草木には風で舞い上がった火山灰をまとってモノトーンの世界に吸い込まれ、そこを掻い潜った緑が生きる力を見せつけていた。

火口まできた。覗き込むと鼻が詰まるかのような硫化水素臭。巨大な火口に腰が引けそうになる。龍のように立ち昇る噴煙。日本でも火山はいくつも見てきたが、スケールが違う。と同時に、いい意味で異国であることを忘れさせてくれた。











 
 
 

Kommentare


bottom of page