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客車列車

執筆者の写真: 雄飛 星野
雄飛 星野
7月31日
読了時間: 2分

更新日:8月31日

この秋で富良野と釧路の風光明媚な路線を窓のないトロッコ車両が走る観光列車「ノロッコ号」が現役車両での運行を終えます。どちらも動力のない客車をディーゼル機関車が牽引(推進)する編成で運行しており、昔は各地で見られた客車列車です。両ノロッコ号に代わる新たな観光列車として導入が予定されている「赤い星」「青い星」は動力が編成に組み込まれた通常の気動車。道内では、誰でも乗れる客車列車は冬に釧路でSLが走るのみになってしまいます。

観光名所「富田ファーム」からみたノロッコ号とラベンダー畑
観光名所「富田ファーム」からみたノロッコ号とラベンダー畑
ラベンダー畑を背景に走るノロッコ号
ラベンダー畑を背景に走るノロッコ号
美瑛駅ではホームにお見送りの人たちも
美瑛駅ではホームにお見送りの人たちも
風光明媚な美瑛の丘をゆっくりと走るノロッコ号
風光明媚な美瑛の丘をゆっくりと走るノロッコ号

両ノロッコ号でも特に釧路湿原ノロッコ号は幼い頃から雑誌やテレビ番組で紹介されるのを見る度に憧れる列車でした。生まれた頃から走っている客車列車が終焉を迎えるとは、自分も年をとったと実感せざるを得ません。また、中学1年の夏には寝台特急「北斗星」(客車列車)に乗るために北海道旅行に父が連れて行ってくれたことも思い出深いです。

釧路湿原ノロッコ号。カラーリングが少し異なる。
釧路湿原ノロッコ号。カラーリングが少し異なる。
室蘭本線を走る寝台特急「北斗星」=2012年
室蘭本線を走る寝台特急「北斗星」=2012年

その後も、青森と札幌を結んでいた最後の定期急行列車「はまなす」にも何度か乗り、北海道を旅しました。そういう意味でも自分の中で北海道は客車列車で行ったり帰ってきたりする場所というイメージがついていたのかもしれません。現役時代のSLは知らない世代なので、SL冬の湿原号が客車列車として残るとしてもどうしても今回のノロッコ号車両の引退はさみしいものがあります。

何度か乗った急行「はまなす」=2012年
何度か乗った急行「はまなす」=2012年

さらに、小学校の時にわたらせ渓谷鉄道のトロッコ列車に鉄道好きの友達と乗ったことが今の自分のルーツとも言えます。その体験がきっかけで鉄道好きになり、鉄道を撮り始め、写真の道へと進んで来たのです。客車列車がひいてくれたレールの上に今の自分があると言ったら少し大げさでしょうか。いや、そうでもないかもしれません。社会人になっても嵯峨野のトロッコや三江線の廃線跡を利用したトロッコ(江の川鉄道)、さらにはタイでは便利なバスではなくバンコクから客車列車に半日揺られて目的地に向かうのですから。

小学生の頃に乗ったわたらせ渓谷鉄道のトロッコ車内から=2009年
小学生の頃に乗ったわたらせ渓谷鉄道のトロッコ車内から=2009年
川沿いを走るわたらせ渓谷鉄道のトロッコ=2013年
川沿いを走るわたらせ渓谷鉄道のトロッコ=2013年

 
 
 

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