PMIC全国大会in網走 2年目も盛況
- 雄飛 星野
- 2 日前
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更新日:1 日前
風景写真大学日本一を決める大会「フォトマッチインターカレッジ全国大会2026in網走」が網走市内で8月27~30日に開催されました。千葉工大が頂点に輝き、昨年準優勝の雪辱を果たしました。

大会は(一社)日本学生写真部連盟と網走市などが共催。連盟に所属する60あまりの大学のうち18校が東日本、西日本、北海道の各予選を戦いました。地方予選突破した6大学18人が市内で撮影した風景写真を1対1形式でスクリーンに投影し、写真の腕を競い合いました。2回目の全国大会となった今年は撮影テーマの設定や観客投票など撮る側も見る側もよりエキサイティングになるような仕掛けを実施。来場者も昨年の約1.5倍の100人と盛況でした。

同点で迎えた決勝の最終ゲーム。昨年、最終ゲームで逆転され準優勝に終わった千葉工大に対するのは初参加で地方予選から無敗で決勝まで勝ち進んだ地元北海道の小樽商科大学。観客投票の1票をいれた全5票のうち3票以上で優勝。今大会最大の見せ場が最後の最後にやってくるのは昨年に引き続き「あばしりマジック」かもしれません。手に汗握る緊張感の中写真がスクリーンに映し出されるー。1試合5ゲームのうち4,5ゲームは今大会テーマ縛り。テーマは「人の営み」で優勝が決まる最終ゲームも人の営みを感じさせる2枚がそろいました。

ジャッジの判定がでて優勝が決まると千葉工大の選手の目には涙が。昨年のリベンジを果たすというドラマがありました。会場には昨年千葉工大のキャプテンだったOBも応援にかけつけていて、決勝戦後に現役の選手たちを出迎え、抱擁を交わす姿は心温まるとともに、「強豪校」がうまれる予感を感じました。学生たちの大会にかける熱い思いが年を重ねていくごとに大会をより大きく魅力的なものにしていってほしいです。




フォトマッチは2017年に首都圏で開催したのが始まりで、私も当時大学1年生で選手側で参加した思い出深い大会です。フォトマッチの全国大会は連盟と網走市が芸術文化の振興と地域作りの一環として昨年から開催。お隣の北見市でたまたま勤務しているOBという縁で昨年の立ち上げから今年の大会も実行委員としてお手伝いさせてもらっています。学生時代に優勝した2018年の第2回大会の審査委員長は今年と同じ写真家中西敏貴先生。雑誌フォトコン編集長藤森邦晃氏、当時は司会を務めてくださっていた雑誌風景写真編集長永原耕治氏が審査員を務めてくださり個人的には懐かしい思いになりました。中西先生に当時講評してもらった言葉は年を経てから意味が分かる深くありがたいお言葉でもあり、今大会も素晴らしいジャッジをしていただきました。8年も経ち(コロナ禍を乗り越えて)規模も大きくなっても同じ顔ぶれのなかで大会に携われるのは参加してくれる学生と運営を続けてくださる水島先生(連盟理事)のおかげです。ありがとうございます。

また、今年のフォトマッチは昨年から議論を重ねて様々なレベルアップをしてきました。まずは、北海道予選を新設したことです。昨年は地元枠としてチームを募りましたが今年は7月に札幌で予選を実施。私もOBとして初めて審査させていただくなど貴重な経験をさせていただきました。それでも、関東や関西に比べると北海道の学生たちにヨコのつながりが薄いように思えるので、フォトマッチの予選というツールを活用しながら活発な写真活動につなげてほしいとも思います。
網走の本戦では大会のエンタメ性を高めてやって楽しい、見て楽しい大会を目指すべく予選リーグと決勝トーナメントの2段構えにしました。決勝の前に撮影する時間を設けることで質の高い写真を多く用意できるように時間を用意しました。決勝トーナメントでは観客投票を一部試合で導入。観客参加型のイベントになりました。そして、撮影テーマを設定し、選手たちがより深く網走という土地を理解し撮影するきっかけを作りました。
加えて、司会にプロの司会者、会場に写真関係3社のブースが出展するなど競技会の内容だけにとどまらずに大会全体を盛り上げる仕掛けを行いました。
これらの工夫が大会を魅力的なものにできたかは3回目の開催となる来年へむけてこれから検証が必要です。9年前の初開催のときには考えもしなかった規模まで大きくなり、当初の「写真の技術向上・他大学との交流・文科系の写真で熱狂」という目的以上の価値を網走市と共に生み出そうとしていることがOBとしてうれしい限りです。


ドラマと涙の生まれた2回目の今大会も「成功」と言ってもいいのではないでしょうか。ボランティアで会場設営等裏方の仕事をしてくださった東農大オホーツクキャンパス写真部の皆様、事務局として大会運営を支えてくださった市教委社会教育課職員の皆様、ジャッジの皆様、実行委員の皆様、観戦に来てくださった網走市内外の皆様、そして足掛け9年努力を重ねてくださっている水島先生、ありがとうございました。




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